“めいそうてき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
瞑想的80.0%
冥想的20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは当時ニジビの大司祭マッキ閣下と称し後に枢機官になったが、その瞑想的めいそうてきな長い鼻で有名だった。
が、こうして廃塔といっしょに、さっきからいくぶん瞑想的めいそうてきになりがちな僕もしばらく世問のすべてのものから忘れ去られている。これもこれで、いい気もちではないか。
大和路・信濃路 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
で唇をとざしている時には、冥想的めいそうてきに見え意思強く見え、ポッと開けて前歯を見せている時には、処女的の無邪気さといいたげのものが、口のあたりに漂っていた。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
冥想的めいそうてきな哲学的なこころにひたされて、教授はいつまでもそのまえにすわろうとせられました。またそれとともに一方では古代的な要素を多く含んでいる雅楽ががくにも異常な興味を感ぜられました。