“めいかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
名管33.3%
明鑑33.3%
明鑒33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから一応断った上で、試みにそれを吹いてみると、その音律がなみなみのものでない、世にも稀なる名管めいかんであるので、喜兵衛はいよいよ彼を唯者でないと見た。
青蛙堂鬼談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
謙信の名ざしで、与六は、一小吏の子から、忽ち、上杉家の老臣直江大和守の跡目をつぎ、後、幾たびの戦陣や内政に参与さんよしても、故謙信の明鑑めいかんを恥かしめなかった。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「当職所司代は名判官と承わる。これなる四人の公盗共がかすめし珠数屋の財宝財物を御糺問ごきゅうもんの上、すみやかにお下げ渡し然るべし。江戸旗本早乙女主水之介、天譴てんけんを加えて明鑒めいかんを待つ」