トップ
>
むらさきやがすり
ふりがな文庫
“むらさきやがすり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
紫矢絣
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紫矢絣
(逆引き)
寺院などに見るような檜の丸柱を四方にがっちりと
樹
(
た
)
てて、古風な敷台、まいら戸、お客が入ってベルを押すと、美しい小間使が二人、
紫矢絣
(
むらさきやがすり
)
に
立
(
たて
)
やの字の
扮装
(
いでたち
)
で
奇談クラブ〔戦後版〕:13 食魔
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
深夜ではあったが、前髪の若小姓と、
紫矢絣
(
むらさきやがすり
)
に、立矢の字の侍女たちが、盃盤を
齎
(
もたら
)
して来た。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
裏板をハネ上げて、それを引下ろすと、手に從つて猛烈な
埃
(
ほこり
)
と一緒にズルズルと落ちて來たのは、まさに
紫矢絣
(
むらさきやがすり
)
の
袷
(
あはせ
)
が一枚、見ると胸から袖へ、裾へかけて、
斑々
(
はん/\
)
と黒ずんだ血潮が附いて居るのです。
銭形平次捕物控:164 幽霊の手紙
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
むらさきやがすり(紫矢絣)の例文をもっと
(3作品)
見る