“むひ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ムヒ
語句割合
無比100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
モーツァルトの音楽はきわめてヨーロッパ的であり、同時に、古典音楽の最後の人らしい、絢爛けんらん無比むひなものである。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
大大名のお姫様が、外出の場合に使用するような、善美をきわめた女駕籠であって、塗りは総体に漆黒しっこくで、要所要所に金銀の蒔絵まきえが、無比むひの精巧をもってちりばめられてある。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)