“みなみえん”の漢字の書き方と例文
語句割合
南縁100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仏前にまいるにも、弟子と話すにも、南縁みなみえんから、三十六峰の雲をながめているにも、その膝には、母乳ちちを恋う良人おっとの分身をのせていた。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
相變らず南縁みなみえんで、草花の芽をいつくしんでゐると言つた、天下泰平の姿だつたのです。