“みでり”の漢字の書き方と例文
語句割合
水照100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日の暮の水照（みでり）まぢかきひとたひらつぶりつぶりと鳰は出てゐつ
海阪 (新字旧仮名) ／ 北原白秋(著)
ここよりぞ富士は裾野の見わたしと水照（みでり）しづけき四つの湖（うみ）見ゆ
夢殿 (新字旧仮名) ／ 北原白秋(著)
海苔の田は水照（みでり）凹（くぼ）むか海朶の間にかぎろふ舟の居処（をりど）わかなく
海阪 (新字旧仮名) ／ 北原白秋(著)
我つひに還り来にけり倉下（くらした）や揺るる水照（みでり）の影はありつつ
夢殿 (新字旧仮名) ／ 北原白秋(著)
御船倉水照（みでり）ゆたかに舟うけて吹き通る風の夏はすずしさ
夢殿 (新字旧仮名) ／ 北原白秋(著)
承塵（なげし）には池の水照（みでり）の影ゆらぎまだ春早し鼠のをどり
黒檜 (新字旧仮名) ／ 北原白秋(著)