“みつくに”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
光圀88.2%
光国5.9%
光邦5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この文章は、光圀みつくにの起稿ではない。光圀が尊敬し師事していた朱舜水しゅしゅんすいの文集のうちにある楠公画賛がさんの一文をとって、碑銘に用いたものである。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
中幕に嵯峨や御室の浄瑠璃がありましたが、九蔵の光国みつくにはほんのお附き合いという料簡で出ている。多賀之丞の滝夜叉たきやしゃは不出来、これは散散でしたよ。
半七捕物帳:60 青山の仇討 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「足をお洗いよ、さあ、ぼんやりしないで、よ、光邦みつくに様。」 
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)