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みずかね
ふりがな文庫
“みずかね”の漢字の書き方と例文
語句
割合
水銀
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水銀
(逆引き)
水銀
(
みずかね
)
を商ふ旅人 五位殿だか何だか知らないが、あの人が急に弓矢を捨てて、出家してしまつたものだから、
多度
(
たど
)
では大変な騒ぎだつたよ。
往生絵巻
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「お政の懐中鏡は、
水銀
(
みずかね
)
がピカピカ付いていますよ、
鵜
(
う
)
の毛ほどの傷もないくらいで、——七八年前に二両二分で買ったそうだが、物持ちのいい女じゃありませんか」
銭形平次捕物控:053 小唄お政
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「その毛に気が付きゃ文句はあるめえ。それにお政は、清松の大さらいで
水銀
(
みずかね
)
を呑まされ損なったことも、涼み船から突き落されたことも、銭形の兄哥は聞いているはずだ」
銭形平次捕物控:053 小唄お政
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
お政は打ち明けてお寿のせいとは言やしませんが、去年の暮には、大さらいの晩、危うく
水銀
(
みずかね
)
を呑まされるところを、弟子の
浜名屋又次郎
(
はまなやまたじろう
)
さんに助けられ、今年の夏は涼み船から突き落されたのを
銭形平次捕物控:053 小唄お政
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
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(2作品)
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