“みしまじんじゃ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
三島神社50.0%
御島神社50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三島神社みしまじんじゃの石垣について阪本通さかもとどおりへ出るので、毎夜吉原通いの人力車じんりきしゃがこの道を引きもきらず、提灯ちょうちんを振りながら走り過るのを、『たけくらべ』の作者は「十分間に七十五輌」と数えたのであった。
里の今昔 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
夜は、島へ上がって、御島神社みしまじんじゃの神官治部大輔じぶたゆうの社家に泊った。その晩、園阿えんあと治部大輔と三人して、百韻ひゃくいん連歌れんがを試みたが、その席で、光秀がきょう舟中の作というのを、そっと園阿に示した。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)