“みけんじゃく”の漢字の書き方と例文
語句割合
眉間尺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さらにさらにある者は眉間尺みけんじゃくであり轆轤首ろくろくびであり御越入道みこしにゅうどうである事を驚きの眼に見て取ったのであった。
大鵬のゆくえ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
少しく首を転じて寝ながらると、黒紋付の綿入れを着た男が抜刀をひっさげて老爺を追うに、二人ながら手も足も動かさず、眉間尺みけんじゃくの画のごとく舞い上り舞い下りる。
青白い月光の下に、転がり廻る黄金の眉間尺みけんじゃくだ。斬り結ぶ虹だ。金色の戦だ。…………。
黄金仮面 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)