“まれまれ”の漢字の書き方と例文
語句割合
稀々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
稀々まれまれに意外な暴威を振うのを実験した者が、これを神秘の力に帰するようになったので、他所の飢えたる鼠の群が、海を渡って入ってくる時などに
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
祭の物忌は今日は一般に省略に傾き、有れども無きに近い宮社が多い中に、なお稀々まれまれにはその旧例を厳守して、是をもって名を伝えているものが幾つかある。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
主たる用途は薬もしくは呪法じゅほうであったが、なお稀々まれまれにはこれを食餌しょくじきょうすることもあった。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)