“まふゆ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
厳冬50.0%
真冬50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪ふりしきる厳冬まふゆのさ中に、花を尋ねても、花はどこにもありませぬ。これがとりも直さず「色すなわち是れ空」です。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
近ごろではここで手を洗わぬ人さえ多くなり、いわゆる垢離もいっぱんに手がるになってしまったが、なお特別の切なる祈願だけには、真冬まふゆでもこれをしている人があるのである。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)