“まどまど”の漢字の書き方と例文
語句割合
窓々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこに花や鳥を彫刻した柱をあかあおに塗った建物が並んでいて、その窓々まどまどには真珠のすだれが垂れてあった。
賈后と小吏 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
山小屋ヒュッテ窓々まどまどは、暗い海を照らす灯台のように、明るく、温かくまたたいた。暴風あらしの海へ出た肉親の帰りを待つような真剣な顔つきで、いっしんに窓のそとの物音に耳を立てていた。