“まっかく”の漢字の書き方と例文
語句割合
真角100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四寸ばかり延びて真角まっかくに切れて居る、銅で作った古代支那の貨幣で、一つは浩一郎殿へと書いて、銀で作った、可愛らしい鍵です。
古銭の謎 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
真角まっかくに切って飛んでげた、赤熊の周章あわてた形は、見る見る日本橋のたもとへ小さくなって、夜中に走るいたちに似ていた。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)