“まきげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
捲毛86.7%
捲髪6.7%
捲髮6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かがやく金髪の捲毛まきげとを持っていた——その頭が中空にさまよっていた、かの虫のように彼女を一心に見詰めているのを知った。
豊かな捲髪まきげ一振ひとふりして、「くだらない」と言うだけで、けろりとしていた。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
「ダムズ」が毎日黄色い捲髮まきげを振り立てゝ驅け込んで來た場所へ坐る時、彼がレイクランヅで常に見せてゐる微笑も、流石さすがに彼の面から消えるのであつた。
水車のある教会 (旧字旧仮名) / オー・ヘンリー(著)