“まきぐら”の漢字の書き方と例文
語句割合
薪倉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると、この頃になって、毎夜のように、山には出火が頻々ひんぴんと起った。ゆうべは、横川よかわの大乗院の薪倉まきぐらから、おとといの夜は、飯室谷いいむろだにの滝見堂から、小火ぼやがあった。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、いわれて、小者と共に、外曲輪そとぐるわ薪倉まきぐらの方へ、追いやられた。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)