“まうろく”の漢字の書き方と例文
語句割合
耄碌100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かうして朝の台所が一形ひとかたつく頃は大抵九時であつた。半ば耄碌まうろくしかけてゐる老父は毎日のやうに遠くの町の薬湯へ握り飯を持つて出かけて行つた。
煤煙の匂ひ (新字旧仮名) / 宮地嘉六(著)
少し耄碌まうろくしてゐる上に耳が遠く、何を言つても要領を得ず、さすがの平次も持て餘して居るところへ、聞き兼ねた樣子で、奧から女主人のみさをが出て來ました。
わしのやうな耄碌まうろくを捕まへてからに、ヘルバロトが何うの、ペスタ何とかが何うの、何段教授法だ児童心理学だと言つたところで何うなるつてな。いろはのいは何う教へたつていろはのいさ。
(新字旧仮名) / 石川啄木(著)