トップ
>
まうろく
ふりがな文庫
“まうろく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
耄碌
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
耄碌
(逆引き)
かうして朝の台所が
一形
(
ひとかた
)
つく頃は大抵九時であつた。半ば
耄碌
(
まうろく
)
しかけてゐる老父は毎日のやうに遠くの町の薬湯へ握り飯を持つて出かけて行つた。
煤煙の匂ひ
(新字旧仮名)
/
宮地嘉六
(著)
少し
耄碌
(
まうろく
)
してゐる上に耳が遠く、何を言つても要領を得ず、さすがの平次も持て餘して居るところへ、聞き兼ねた樣子で、奧から女主人の
操
(
みさを
)
が出て來ました。
銭形平次捕物控:203 死人の手紙
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
俺
(
わし
)
のやうな
耄碌
(
まうろく
)
を捕まへてからに、ヘルバロトが何うの、ペスタ何とかが何うの、何段教授法だ児童心理学だと言つたところで何うなるつてな。いろはのいは何う教へたつていろはのいさ。
道
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
まうろく(耄碌)の例文をもっと
(12作品)
見る
検索の候補
まうりく
もうろく