“ぼんぐ”の漢字の書き方と例文
語句割合
凡愚100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
などと、昔ながらの子供に思えて、遠くから、明け暮れ取りこし苦労をしていることは、およそ剣聖と名人の父子おやこも、凡愚ぼんぐと俗才の父子も、その煩悩ぼんのうさにおいては何のかわりもない。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
まして、越前自身も、凡愚ぼんぐ放埒ほうらつな前身もあった身として。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、凡愚ぼんぐの子のかぎりもなく訴えた。
剣の四君子:04 高橋泥舟 (新字新仮名) / 吉川英治(著)