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ほらまえ
ふりがな文庫
“ほらまえ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
洞前
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
洞前
(逆引き)
若きころ夜遊びに出で、まだ
宵
(
よい
)
のうちに帰り来たり、
門
(
かど
)
の
口
(
くち
)
より入りしに、
洞前
(
ほらまえ
)
に立てる人影あり。
懐手
(
ふところで
)
をして
筒袖
(
つつそで
)
の袖口を垂れ、顔は
茫
(
ぼう
)
としてよく見えず。妻は名をおつねといえり。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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