“ほまえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
帆前50.0%
帆舟50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちっぽけな帆前ほまえや、たかが五百トンや千噸の船には、羅針盤が必要だ。が、三万とか四万とか云う大軍艦になると、羅針盤も何も入りやしない、大手を振って大海が横行出来る。はゝゝゝ。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
やはり日本でも指折りのえらい人達ばっかりですが、その人達の手から爆弾ドン村へ集まって来た爆薬が、チッポケな帆舟ほまえに乗って宇和島をまわって、周防灘から関門海峡をノホホンで通り抜けます。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)