“ほうらくでん”の漢字の書き方と例文
語句割合
豊楽殿100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんな雨もりだらけな屋根の下で、年じゅう、芋粥いもがゆ稗飯ひえいいばかりをかみつぶし、秋といっても、月見の御宴ぎょえんに伺えるではなし、春が来ても、豊楽殿ほうらくでんのお花見などは、他人のこと。
「さあ、豊楽殿ほうらくでんの、おん酒宴さかもりとしようぜ」
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)