“べっこうらお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鼈甲管50.0%
鼈甲羅宇50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石尊様詣りのついでに箱根へ寄って来しものが姉御あねご御土産おみやとくれたらしき寄木細工の小繊麗こぎようなる煙草箱たばこばこを、右の手に持った鼈甲管べっこうらお煙管きせるで引き寄せ
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
まず他所よそ行き煙草、平素は前記の玉煙草一斤三、四十銭の品を小だしに煙草入れに詰め、鼈甲羅宇べっこうらおの長煙管でスパスパ、五匁玉は後年に現われたが便利と安値でたちまち流行
明治世相百話 (新字新仮名) / 山本笑月(著)