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へんげんせきご
ふりがな文庫
“へんげんせきご”の漢字の書き方と例文
語句
割合
片言隻語
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
片言隻語
(逆引き)
要するに彼等は
或
(
あ
)
る特殊の場合に、
或
(
あ
)
る特殊の目的を
以
(
もっ
)
て現れたる、
古経典
(
こきょうてん
)
の
片言隻語
(
へんげんせきご
)
を
以
(
もっ
)
て、一般的真理なりと思考して居るから困るのである。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
またの
逢瀬
(
おうせ
)
の約束やら、これから
外
(
ほか
)
の座敷へ行く
辛
(
つら
)
さやら、とにかく
寸鉄
(
すんてつ
)
人を殺すべき
片言隻語
(
へんげんせきご
)
は、かえって自在に有力に、この忙しい手芸の間に乱発されやすいのである。
妾宅
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
権威者の
片言隻語
(
へんげんせきご
)
までも信ずるの弊は云うまでもない事であるが、権威を過信する弊害はあながちこれらの枝葉の問題に止まらない。もっと根本的な大方針においてもまた然りである。
科学上における権威の価値と弊害
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
……かかる
為態
(
ていたらく
)
では経典の
片言隻語
(
へんげんせきご
)
を捕えて、奇想天外の教義教条が、次第に築き上げらるる筈ではないか。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
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