“へいろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
平炉50.0%
弊盧50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鎔鉱炉ようこうろ平炉へいろから流れ出すドロドロの鉄の火の滝。ベセマー炉から中空なかぞらに吹上げる火のと、高熱瓦斯ガスの大光焔。入れ代り立代り開く大汽鑵ボイラー焚口たきぐち。移動する白熱の大鉄塊。
オンチ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
参商一隔、いかにおはすらんと筆はとれど書やるすべもなく、こゝろ迷ひぬるは、綣恋之情けんれんのじょうかたみに同じかるべし。まづ尊堂も弊盧へいろも無事なるはうれし。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)