“ぶんてん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
文展57.1%
文典28.6%
文恬14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例えば文展ぶんてんや帝展でもそんな事があったような気がする。それにつけて私は、ラスキンが「剽窃ひょうせつ」の問題について論じてあった事を思い出して、も一度それを読んでみた。
浅草紙 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
ツァーランで博士ギャルツァンという方にチベット仏教を充分に大体研究し、また文典ぶんてんについては殊に自分も注意を加えて研究しましたから、かのラマの問に対して訳なく答が出来たのみならず
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
彼が政治的経歴およそ二十年、しこうしてこの二十年は、家斉いえなり将軍下半期の治世にして、文恬ぶんてん武煕ぶき、幕政の荒廃既に絶頂に達したるの日なり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)