“ぶこく”のいろいろな漢字の書き方と例文

語句	割合
誣告	88.9%
奉告	11.1%

誣告

尽（ことごと）く無根の捏造説（ねつざうせつ）であることを断言します——抑（そもそ）も此の誣告（ぶこく）を試みたる信用すべき人物とは、何物でありますか

火の柱 (新字旧仮名) ／ 木下尚江(著)

「ほかでもない、あなたが……誣告（ぶこく）をやったということです、これがわたしのことばの意味です！」

罪と罰 (新字新仮名) ／ フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(著)

奉告

御遷座記念奉告（ぶこく）法要にも行けば、“浅草まつり”の行事の一つの、公園の芸者の組おどりというものもみに行ったし、三社まつりのフィナーレ（と、もらった案内状に書いてあったのである）

浅草風土記 (新字新仮名) ／ 久保田万太郎(著)