“ふるげんじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
古源氏100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もちろん、違背いはいはいたしません。けれど、東国の草莽そうもうよりった古源氏ふるげんじえい、尊氏の寸心にも、ひとつの信条がござりまする。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もっとも、それが南下してきた道すじの児玉郡や比企ひき地方は、古来“武蔵七党”の山野であり、熊谷、秩父ちちぶなどの無数の古源氏ふるげんじ蟠踞ばんきょしているところである。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)