“ふるかわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
古川70.0%
古河20.0%
古革10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは麻布の古川ふるかわの近所に住んでいる熊の膏薬屋が店の看板代りに飼って置いたものであることが判った。
半七捕物帳:29 熊の死骸 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「千両……。古河ふるかわに水絶えずだね」と、亭主は感心したように言った。「それだけの元手がありゃあ、江戸でどんな商売でもできますよ。千両はさておいて、百両あっても気強いものさ」
籠釣瓶 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
古布ふるきれ古革ふるかわにはもう張りがないから、これに新しい布をつぎ、新しい酒を入れようとすれば、新旧共にだめになってしまう。