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ふるあわせ
ふりがな文庫
“ふるあわせ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
古袷
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古袷
(逆引き)
九月になってから急に涼しくなって、叔母が
丹精
(
たんせい
)
して
縫
(
ぬ
)
い直してくれた
古袷
(
ふるあわせ
)
も、薄寒く見えますが、当人は案外呑気で、膝小僧のハミ出すのも構わず、乗出し加減に一とかど哲学するのでした。
銭形平次捕物控:241 人違い殺人
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
私は借家に帰ると、
古袷
(
ふるあわせ
)
を一枚女中に持たせて、F君の所へ遣った。
二人の友
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
古袷
(
ふるあわせ
)
著
(
き
)
て
軽暖
(
けいだん
)
にをりにけり
五百五十句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
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