“ふなまわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
舟廻50.0%
船廻50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五百らは路用の金がきた。江戸を発する時、多く金を携えて行くのは危険だといって、金銭を長持ながもち五十余りの底にかせて舟廻ふなまわしにしたからである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
船廻ふなまわしにした荷のうちに、刀剣のあったのを三十五ふり質に入れて、金二十五両を借り、それを持って往って貞固を弘前へ案内した。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)