“ふてね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
不貞寝60.0%
不平臥20.0%
不貞寐20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「風邪をひいてもらったり、不貞寝ふてねをされてもらったりするために、高い金払って連れて来たんじゃないんだぜ。——馬鹿野郎、余計なものを見なくたっていい!」
蟹工船 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
むなしき槽櫪そうれきの間に不平臥ふてねしたる馬の春草のかんばしきを聞けるごとく、お豊はふっとかしらをもたげて両耳を引っ立てつ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
不貞寐ふてねをするんだ」
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)