“ふたとまえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
二戸前100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
土蔵二戸前ふたとまえ焼け落ち、自火じかだから元の通り建てる事も出来ませんで、麻布あざぶへ越しましたが、それから九ヶ年過ぎますると寛政四壬子年みずのえねどし麻布大火でござります。
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
二戸前ふたとまえ分の金が集まった時に、祖母はまたいった。
与力といってもよほど内福の家であったとみえて、湯殿はもちろん、米つき場までも出来ていて、大きい土蔵が二戸前ふたとまえもある。
探偵夜話 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)