“ふたこし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
二腰75.0%
双腰25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
塾生裸体当時は士族の世の中だから皆大小はして居る、けれども内塾生ないじゅくせい五、六十人の中で、私は元来物を質入れしたことがないから、双刀そうとうはチャントもって居るそのほか、塾中に二腰ふたこし腰もあったが
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
「だが、それだけの事実を押して、双腰ふたこしの刀を、弦之丞の持物であると断じるのは早計ではないか」
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あの双腰ふたこしを、てめえいったいどこへ届けてやったのか、まず、それからひとつこうじゃねえか
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)