“ふすまぎは”の漢字の書き方と例文
語句割合
襖側100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は襖側ふすまぎはたたずんだまま、白い手術着を着た産婆が一人、赤児を洗ふのを見下してゐた。赤児は石鹸の目にしみる度にいぢらしいしかがほを繰り返した。のみならず高い声にきつづけた。
或阿呆の一生 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)