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ふじつぼ
ふりがな文庫
“ふじつぼ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
藤壺
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
藤壺
(逆引き)
この時に
承香殿
(
じょうきょうでん
)
の
女御
(
にょご
)
の兄である
頭中将
(
とうのちゅうじょう
)
が、
藤壺
(
ふじつぼ
)
の御殿から出て、月光の
蔭
(
かげ
)
になっている
立蔀
(
たてじとみ
)
の前に立っていたのを、不幸にも源氏は知らずに来た。
源氏物語:10 榊
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
その月の二十幾日に女二の宮の裳着の式が行なわれ、翌夜に右大将は
藤壺
(
ふじつぼ
)
へまいった。これに儀式らしいものはなくて、ひそかなことになっていた。
源氏物語:51 宿り木
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
帝が近く譲位をあそばしたい
思召
(
おぼしめ
)
しがあって、
藤壺
(
ふじつぼ
)
の宮のお生みになった若宮を東宮にしたくお思いになったが将来御後援をするのに適当な人がない。
源氏物語:07 紅葉賀
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
ふじつぼ(藤壺)の例文をもっと
(8作品)
見る
“ふじつぼ”の意味
《名詞》
ふじつぼ【藤壺、藤壷、富士壺、富士壷】
甲殻亜門顎脚綱鞘甲亜綱蔓脚下綱完胸上目無柄目フジツボ亜目に属する甲殻類の総称。
(出典:Wiktionary)