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ふきたお
ふりがな文庫
“ふきたお”の漢字の書き方と例文
語句
割合
吹倒
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吹倒
(逆引き)
幾株
(
いくかぶ
)
となき
松柏
(
まつかしわ
)
の根こそぎになりて谷間に
吹倒
(
ふきたお
)
されしに山腹の
土
(
つち
)
落ちたまりて、底をながるる谷川をせきとめたる、おのづからなる堤防をなして、
凄
(
すさ
)
まじき水をば
湛
(
たた
)
へつ。
竜潭譚
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
私は以前二百十日の頃には折々立続くこの獄吏の家の板塀が
暴風
(
あらし
)
で
吹倒
(
ふきたお
)
される。
監獄署の裏
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
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