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びょうくつ
ふりがな文庫
“びょうくつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
廟窟
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廟窟
(逆引き)
「まだ、
二十歳
(
はたち
)
ぐらいな若い僧さ。三尊の拝殿から入って、いちばん奥の
廟窟
(
びょうくつ
)
の
床
(
ゆか
)
に、ひとりで坐りこんだまま、ものも食わずに、
参籠
(
さんろう
)
しているのだ」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
南無
(
なむ
)
っ。聖徳太子」そして、
廟窟
(
びょうくつ
)
の石の
扉
(
と
)
に向い、無我の
掌
(
てのひら
)
をかたくあわせた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
廻廊の下をめぐって、法師は、
御墳
(
みつか
)
のある
廟窟
(
びょうくつ
)
の方へまわった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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