“ひがしでら”の漢字の書き方と例文
語句割合
東寺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分の先祖のうちに一人室戸岬の東寺ひがしでらの住職になった人があるのでその墓参りをして来るようにという父からの命をうけていたことである。
初旅 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
最御崎ほつみさき寺、またの名を“東寺ひがしでら”は、山の上にあつた。木の根、岩角を、攀ぢつゝ、四十五分かけて上つた。杖と、いはひつけた草履とが、どんなに役に立つたらう。
にはかへんろ記 (新字旧仮名) / 久保田万太郎(著)
東寺ひがしでらへずっとお成りになった」
海神に祈る (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)