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ひえいおろし
ふりがな文庫
“ひえいおろし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
比叡颪
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
比叡颪
(逆引き)
近江の湖水では
矢走
(
やばせ
)
の渡しがあるが、これを渡ることは禁ぜられていた。それは
比叡颪
(
ひえいおろし
)
の危険を慮かってのことであった。私どもも
勢田
(
せた
)
の長橋を渡って大津へ入込んだ。
鳴雪自叙伝
(新字新仮名)
/
内藤鳴雪
(著)
土方のような壮快な意気組みがあってでもない……大津を立って
比叡颪
(
ひえいおろし
)
が軽く
面
(
かお
)
を撫でる時、竜之助は、旅の
憂
(
う
)
さをすっかり忘れて小気味よく、そして腰なる武蔵太郎がおのずから
鞘走
(
さやばし
)
る心地がして
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ひえいおろし(比叡颪)の例文をもっと
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