“ばりざんぼう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
罵詈讒謗94.7%
罵言讒謗5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれ一石、これ一石と下ろしながら、人間界の碁打ちをコキ下ろしている罵詈讒謗ばりざんぼうを聞いていると、なかなか面白い。
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
罵詈讒謗ばりざんぼう至れり尽せり。我輩はしばらく記者の言うがまゝに任せて、唯その夫たる者の人物如何を問わんと欲するのみ。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
その蔭弁慶こそ無責任の空論とり、罵言讒謗ばりざんぼうの毒筆とる、君子のずべき所なりと常にいましめて居ます。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)