“はりそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
玻璃窓50.0%
張惣50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ベッドの上より手を伸ばして、窓かけ引き退くれば、今向こう山を離れし朝日花やかに玻璃窓はりそうにさし込みつ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
医師は騒がず看護婦を呼びて、応急の手段てだてを施しつ。さしずして寝床に近き玻璃窓はりそうを開かせたり。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
洗張屋あらいはりや張惣はりそうの主人が十五になるお春を置いてやってくれと云って連れて来た時、目鼻立が可愛らしいので使って見る気になったのであるが、ものの一と月も立つうちに
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)