“はふい”の漢字の書き方と例文
語句割合
法衣100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えゝ、政治家の心、軍人の心、名譽を熱中する人間の心、名聲を愛する人間、權力を切望する人間の心等が、僕の牧師補の白い法衣（はふい）の下に動悸（どうき）を打つてゐたのです。
ジエィン・エア：02 ジエィン・エア (旧字旧仮名) ／ シャーロット・ブロンテ(著)
牧師は白い法衣（はふい）を着て低い祭壇で待つてゐた。書記はその傍にゐた。何も彼（か）もしんとしてゐて、二つの人影ばかりが遠くの隅に動いてゐた。私の推測は間違はなかつた。
ジエィン・エア：02 ジエィン・エア (旧字旧仮名) ／ シャーロット・ブロンテ(著)