“はつだ”の漢字の書き方と例文
語句割合
発兌100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先づ草稿を校正して版下はんしたに廻はし、桜の版に彫刻することなれば、彼れ是れ手間取り、発兌はつだは翌明治二年正月のことなりき。
蘭学事始再版序 (新字旧仮名) / 福沢諭吉(著)
明治七年(1874)十一月に当時の新川にいかわ県(今の富山県の一部)で発兌はつだになった『茶園栽培問答』と題する書物があって
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
かくのごときの類、もとより一、二にしてとどまるにあらず。過日発兌はつだの『明教新誌めいきょうしんし』上に、三田某氏の寄せられたる一書あり。その中に曰く
妖怪玄談 (新字新仮名) / 井上円了(著)