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はたまわ
ふりがな文庫
“はたまわ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
機回
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
機回
(逆引き)
村をはずれると、街道は
平坦
(
へいたん
)
な
田圃
(
たんぼ
)
の中に通じて、白い
塵埃
(
ちりほこり
)
がかすかな風にあがるのが見えた。
機回
(
はたまわ
)
りの車やつかれた旅客などがおりおり通った。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
渡し船にはここらによく見る
機回
(
はたまわ
)
りの車が二台、自転車が
一個
(
ひとつ
)
、
蝙蝠傘
(
こうもりがさ
)
が二個、商人らしい四十ぐらいの男はまぶしそうに夕日に手をかざしていた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
その二里の街道には、やはり
旅商人
(
たびあきんど
)
が通ったり、
機回
(
はたまわ
)
りの車が通ったり、自転車が走ったりしていた。尻をまくって赤い腰巻を出して歩いて行く田舎娘もあった。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
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