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はしがくし
ふりがな文庫
“はしがくし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
階隠
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
階隠
(逆引き)
階隠
(
はしがくし
)
の下にうずくまっていたが、すらすらと細殿へ入りこむと、ふところから大きな犬釘と金鎚をだし、あおのけに倒れている泰文の眉間に釘をまっすぐにおっ立て、頃合をはかって
無月物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
丈
(
たけ
)
なす髪とよじれ合いもつれ合いつゝ床を引きずって行く間、左大臣の装束とその人の
五衣
(
いつゝぎぬ
)
とが一つの大きなかたまりになって、さや/\と鳴りわたりながら
階隠
(
はしがくし
)
の方へうねって行くのに
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
ながいあいだ
階隠
(
はしがくし
)
の下にうずくまっていたが、そのうちにすらすらと細殿に上りこむと、ふところから大きな犬釘をだし、あおのけに倒れている泰文の眉間にまっすぐにおっ立て、頃合をはかって
無月物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
と、時平の車を
階隠
(
はしがくし
)
の
間
(
ま
)
へ寄せるように命じたりした。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
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