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はこびだ
ふりがな文庫
“はこびだ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
運出
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
運出
(逆引き)
そこで
運出
(
はこびだ
)
した一枚は、胸を引いて吃驚するほどな大皿に、添えものが
堆
(
うずたか
)
く、鳥の
片股
(
かたもも
)
、
譬喩
(
たとえ
)
はさもしいが、それ、支配人が指を三本の焼芋を
一束
(
ひとつか
)
ねにしたのに、ズキリと脚がついた処は
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その夜唖々子が
運出
(
はこびだ
)
した『通鑑綱目』五十幾巻は、わたしも共に手伝って、
富士見町
(
ふじみちょう
)
の大通から左へと一番町へ曲る角から二、三軒目に、篠田という
軒燈
(
けんとう
)
を出した質屋の店先へかつぎ込まれた。
梅雨晴
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
はこびだ(運出)の例文をもっと
(2作品)
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