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はこそう
ふりがな文庫
“はこそう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
箱惣
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
箱惣
(逆引き)
本所の
相生町
(
あいおいちょう
)
の
箱惣
(
はこそう
)
なんぞがそれでございますからな、首を刺されて両国橋へ
曝
(
さら
)
されて、やっぱりこの通りの張札をされたんでございますからな
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
自分は程遠からぬ
箱惣
(
はこそう
)
の家に留守番をしていることだから、毎日のように宿まで
通
(
かよ
)
ってお君の便りを聞こうとするが、さっぱり何とも言ってよこしません。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
米友もまた押つけられたことをかえって幸いにして
箱惣
(
はこそう
)
の留守番を
欣
(
よろこ
)
んで引受けてしまいました。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
箱惣
(
はこそう
)
の家にいる時分に、ひまにまかせて米友は自分で工夫して、自分が名をつけた
杖槍
(
つえやり
)
。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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