“はくみん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
伯民50.0%
泊民50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとしくこれ津軽家の藩士で、柳島附の目附から、少しく貞固さだかたに遅れて留守居に転じたものがある。平井氏ひらいうじ、名は俊章しゅんしょうあざな伯民はくみん小字おさなな清太郎せいたろう、通称は修理しゅりで、東堂とうどうと号した。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
秋に入つて七月十五日に、蘭軒は渡辺東河とうか、清水泊民はくみん、狩谷棭斎、赤尾魚来ぎよらいの四人と、墨田川で舟遊をした。蘭軒に七絶四首があつたが、集に載せない。只其題が蘭軒雑記に見えてゐるのみである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)