“はくしゃく”の漢字の書き方と例文
語句割合
伯爵100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其の記念碑の表面は、伯爵はくしゃく田中光顕たなかこうけん先生の筆で、「一木権兵衛君遺烈碑いれつひ」とし、裏面には土佐の碩学せきがく寺石正路てらいしまさはる先生の選文がある。
海神に祈る (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
人からは、おくさんと、呼ばれていました。奥さんは、むかし、伯爵はくしゃくの家で、働いていたころのことを思い出しては、よく、人に話しました。
伯爵はくしゃくはお若い時英国へ留学して英語がおとくいだ。矢島先生は殿様がお見えになると必ず書き取りをやってごらんに入れる。
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)