“はかまぎ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ハカマギ
語句割合
袴着100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
縞の銘仙の一枚は、外記が五つの袴着はかまぎの祝儀の時にお屋敷から新しくこしらえて頂いたのを、物持ちのいい彼女は丹念に保存して置いたのである。
箕輪心中 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
あのときだ、おみやが宿下やどさがりで来て、伊達家に若ぎみの袴着はかまぎの祝いがあり、その機会に毒を盛る計画がすすめられている、ということを告げた。
西のたいの人が姫君のことを知っていて、非常に見たがっているのです。しばらく、あの人に預けて、袴着はかまぎの式なども公然二条の院でさせたいと私は思う
源氏物語:19 薄雲 (新字新仮名) / 紫式部(著)